AI技術の可能性を探る「AIコンテンツワーキンググループ」を発足、7/31に勉強会を開催
生成AIが一般的なサービスとして登場して3年。急激な技術の発達は、その用途を実践レベルへシフトさせる段階に入りつつあります。
今年度のテーマに「AIxR ー AI Reality」を掲げるXRコンソーシアムでは、「AIコンテンツワーキンググループ(本WG)」(座長:新清士 氏、以下「本WG」)を発足しました。
本WGの活動の一つとして、AI技術がエンターテイメント分野にもたらす影響を探る「AI Contents Boost」を開催します。ゲーム、アニメ、メタバースなど、第一線で活躍する様々な開発者・事業者をお招きし、考え方や技術についてお話しいただきます。AIを使ったコンテンツ開発の情報交換・研鑽の場としていきたいと考えていますので、ぜひお気軽にご参加ください。
記念すべき初回イベントでは、生成AI技術の応用開発に集中されている元UnityのシニアエバンジェリストNobu-Kobayashi(@nyaa_toraneko)さんをお招きし、トーク形式でAIでのアニメ制作をお話しいただきます。
「AI Contents Boost」#1 「生成AIの面白さは潜在空間にあり」
【講演タイトル】
「生成AIの面白さは潜在空間にあり」ランダムじゃないんだよ。確率をいかに制御するかがキーなのだ♪
【講演概要】
生成AI、流行ってますね。好きな人も、ちょっと苦手な人も、気がつけば無視できない存在になってきたのではないでしょうか。
そのコアにあるのが、「潜在空間」と呼ばれる確率的な表現領域です。今回のイベントでは、この「なんだかよくわからない潜在空間」を、どうすれば実感を伴って「使いこなせる」ようになるかをお話しします。キーワードは:「潜在空間」と「そこに響かせる言霊」との不思議なカンケイ。
意味がわかりませんよね?でも、それが普通です(笑)けれど、この構造を理解すれば、あなたもきっと「AIの気持ち」が少しだけ見えるようになるかもしれません。
【こんな人におすすめです】
・AI映像制作に興味がある
・AIを使ってアニメなどの映像制作をしてみたい
・AIでクリエイティブなことをしたいけど、何から始めればいいのか分からない
【開催概要】
市ヶ谷会場とオンライン会場のハイブリッド開催です。
日時:2025年7月31日(木)18:30〜20:00
場所:DNPプラザ
東京メトロ市ケ谷駅 6番出口から徒歩1分
東京都新宿区市谷田町1-14-1
DNP市谷田町ビル
https://dnp-plaza.jp/access.html
【参加方法】
申し込み:https://xrc-ai.peatix.com/ からご登録ください。
現地参加:1,000円(XRコンソーシアム会員は無料)
オンライン参加:無料
AIxRクリエイティブアワード2025開催決定! 生成AI利用の作品を含むAI/XR作品のエントリーを募集開始
VR/AR/MR(XR)の業界団体である一般社団法人XRコンソーシアム(代表理事:藤井直敬、以下「XRC」)は、「AIxRクリエイティブアワード2025」を開催し、本日より応募作品の募集を開始いたします。第11回目となる本アワードは、AIを利用した生成部門を新設し、アワード名を「XRクリエイティブアワード」から「AIxRクリエイティブアワード2025」へ改め、より幅広いクリエイティブ領域をカバーいたします。

AIxRクリエイティブアワード はAIxRコンソーシアム(XRC)が2015年から始めたアワードイベントです。これまではVR・AR・MRを始めとする現実拡張技術を利用した作品やサービスを対象としておりましたが、本年度より、従来のXR作品に限らず、AIを基盤としたゲーム・エンターテイメント・産業活用・建築・教育・アート・サイエンス分野等、あらゆる作品・コンテンツ・アプリケーション・プロジェクトを対象とし、それらの認知向上を目的とします。
最終選考まで残ったファイナリスト約10組の作品は、DNPプラザにて2025年11月13日に体験展示されます。授賞イベントは同日に現地にて実施。また本アワード受賞者は12月に開催される「XR Kaigi 2025」にて展示も行うことができます。
代表理事からのメッセージ
今回のアワードテーマは”AI Reality”とした。これまでのXRクリエイティブアワードはXR技術でRealityに介入・操作する作品を対象としていたが、AIの登場により、現実の情報空間も介入・操作の対象となってきた。つまり従来の現実における視聴覚空間だけでなく、情報空間においても人工現実が基底現実に境界なく溶け込んできている。
そのようなAIやXR技術が作り出す新しい現実を眼の前にして、クリエイティブはどうあるべきか、社会をどのようにゆたかにしていくのかを考える必要がある。それにはまず目の前の現実を直視し、自分自身の「現実を定義」するところから始めなければならない。新しい現実における新しい表現を待っている。
XRコンソーシアム 代表理事
藤井直敬
【AIxRクリエイティブアワード2025 概要】
アワード公式サイト:https://xrc.or.jp/award2025/
応募締切:2025年8月18日
表彰:
大賞 (1作品)
法人部門 優秀賞(1作品)
個人部門 優秀賞(1作品)
学生部門 優秀賞(1作品)
生成部門 優秀賞(1作品)
応募フォーム:https://forms.gle/u7T2hHRwnCvtrBiM8
体験展示・最終審査・授賞式イベント:2025年11月13日(木)詳細は追って告知
主催: 一般社団法人XRコンソーシアム
オフィシャルパートナー: XR Kaigi
メディアパートナー: Mogura VR
「XRクリエイティブアワード 2024」大賞はBelieve us notの「Tokyo Fairies」に
VR/AR/MR(XR)の業界団体である一般社団法人XRコンソーシアム(代表理事:藤井直敬、以下「XRC」)は、「XRクリエイティブアワード 2024」(旧VRクリエイティブアワード)の授賞式を12月12日に開催しました。

XRクリエイティブアワードは、これからのVR/AR業界を牽引する作品やクリエイターを発掘し、認知度向上や活動の支援を目的としたイベントです。今年のテーマは「Reseed the Future」。法人・個人・学生と3つの部門に分け募集し、応募総数は93作品でした。

ファイナリスト11作品の中から大賞となったのは、Believe us notの「Tokyo Fairies」です。法人部門は「SORATABI ~近未来の宇宙を体感するXRバスツアー~」(日本テレビホールディングス株式会社、トヨタ紡織株式会社)、個人部門は該当なし、学生部門は「テレビの向こう側へ」(大阪大学大学院情報科学研究科メディア統合環境講座 古和田 徹さん)。そして審査員特別賞として「メタバースヨコスカ」(横須賀市)が入賞しました。
各部門受賞内容
・大賞:「Tokyo Fairies」(Believe us not)
法人部門:「SORATABI ~近未来の宇宙を体感するXRバスツアー~」(日本テレビホールディングス株式会社、トヨタ紡織株式会社)
・個人部門:該当なし
・学生部門:「テレビの向こう側へ」(大阪大学大学院情報科学研究科メディア統合環境講座 古和田 徹さん)
・審査員特別賞:「メタバースヨコスカ」(横須賀市)
各作品の詳細は下記アワードページよりご確認ください。
XR CREATIVE AWARD 2024
「XRクリエイティブアワード 2024」授賞式
「XRクリエイティブアワード 2024」ファイナリスト11組を選出 体験展示、授賞式を開催します
VR/AR/MR(XR)の業界団体である一般社団法人XRコンソーシアム(代表理事:藤井直敬、以下「XRC」)は、本年で第9回目となる「XRクリエイティブアワード 2024」(旧VRクリエイティブアワード)のファイナリスト11組を選出しました。最終審査を経て、授賞式を12月12日(木)に開催いたします。開催場所は東京都立産業貿易センター浜松町館。

XRクリエイティブアワードは、これからのVR/AR業界を牽引する作品やクリエイターを発掘し、認知度向上や活動の支援を目的としたイベント。今年のテーマは「Reseed the Future」です。

審査員には、VR、AR、アカデミア、テクノロジー、アートの第一線で活躍しており、XRCの理事・監事に加え、ゲスト審査員として、東京大学大学院情報理工学系研究科 准教授の鳴海拓志氏、映像体験作家/メディア芸術クリエイターのナカダリオ氏を迎えます。
ファイナリストの作品の体験展示は国内最大級のXR/メタバース業界カンファレンス「XR Kaigi 2024」内で実施。来場者はファイナリストの作品を実際に体験できます。授賞式もXR Kaigi 2024と同じ建物内で開催します。なお、体験展示が行われるXR Kaigi 2024のエキスポに入場するには、XR Kaigi 2024のチケットが必要です。
●XRクリエイティブアワード2024 ファイナリスト作品

【法人部門】
・SORATABI ~近未来の宇宙を体感するXRバスツアー~
・AvatarNPC 〜お気に入りアバターと、暮らそう。〜
・謎解き5Gアドベンチャー:電信ホールを探検
・SOUL COVENANT(ソウル・コヴェナント)
・メタバースヨコスカ

【個人部門】
・Tokyo Fairies
・Slime Hand XR
・Dynamic Split Body

【学生部門】
・How to Hide from Yourself in Solo Hide and Seek?
・中継を止めるな~究極のフォーミュラレース中継体験~
・テレビの向こう側へ
ファイナリストの詳細は公式サイトにて確認できます。
https://xrc.or.jp/award2024/
●ファイナリスト体験展示
会場:東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝)内 XR Kaigi 2024 4Fエキスポフロア
開催日時:2024年12月12日(木)10:00~18:30、12月13日(金)10:00~17:00
参加方法:XR Kaigi 2024チケットが必要
チケット購入方法:下記XR Kaigi 2024公式サイトより購入
https://www.xrkaigi.com/
●授賞式概要
・開催日時:2024年12月12日(木)17:00~18:20
・場所:同展示会場、4階エキスポステージ
・プログラム
17:00…授賞式イベント開始
17:40…審査員によるパネルディスカッション
18:20…フォトセッション、授賞式イベント終了
※授賞式の様子は後日XRコンソーシアムYouTubeチャンネルにて公開予定です。
●協賛企業
アップフロンティア株式会社、アビームコンサルティング株式会社、SCSK株式会社、株式会社NTTデータSBC、小田急電鉄株式会社、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント、SOLIZE株式会社、大日本印刷株式会社、TIS株式会社、デジタルハリウッド株式会社、テックファームホールディングス株式会社、株式会社電通、株式会社博報堂DYホールディングス、パナソニック株式会社、monoAI technology株式会社、株式会社ラネット、レノボ・ジャパン合同会社
【参加方法】
現地:チケットが必要
アーカイブ配信:XRC YouTubeチャンネルにて投稿予定
XRコンソーシアム会員企業のカオスマップを更新いたしました【2024年5月版】

一般社団法人XRコンソーシアム(代表理事:藤井直敬、以下「XRC」)は、コンソーシアム会員を対象とした「XRコンソーシアム会員企業カオスマップ」を更新いたしましたのでお知らせします。
XRCは日本のXR業界(VR/AR/MR)の代表団体として、国内外の業界窓口となり、XR業界の発展に貢献することをミッションとして掲げ、これまで以上に業界内外を繋ぎ、強固なエコシステムを構築するため活動しています。
XRCでは2020年2月に参加会員企業を対象にカオスマップを公開いたしました。この度、2023年9月版として新規に会員となった企業を含め更新いたしました。
カオスマップは、VR/AR/MR技術に関する事業をハードウェアの開発や代理店を展開する「ハードウェア」、サービスやシステムを提供する「プラットフォーム」、事業開発を行う「ビジネスデベロップメント」、オペレーションやトレーニグ、プロモーションなどを行う「コンテンツ/サービスデベロップメント」、アセット提供や開発ツールの提供を展開する「サポート」のカテゴリに分け、分類をしております。
会員企業は以下のURLからご確認できます。
http://xrc.or.jp/chaosmap/
<XRCについて>
XRCは、クリエイターや企業、学術機関をつなぎ、VR業界のエコシステム構築をミッションに2015年にVRコンソーシアムとして発足した一般社団法人です。2019年にXRコンソーシアムに改称。VRAR/MR業界に関わる企業が集まり、共通課題の解決や業界全体の盛り上げを行う団体として活動中。2024年5月時点、会員企業数は97。