XRコンソーシアム会員企業のカオスマップを更新いたしました【2023年9月版】
一般社団法人XRコンソーシアム(代表理事:藤井直敬、以下「XRC」)は、コンソーシアム会員を対象とした「XRコンソーシアム会員企業カオスマップ」を更新いたしましたのでお知らせします。
XRCは日本のXR業界(VR/AR/MR)の代表団体として、国内外の業界窓口となり、XR業界の発展に貢献することをミッションとして掲げ、これまで以上に業界内外を繋ぎ、強固なエコシステムを構築するため活動しています。
XRCでは2020年2月に参加会員企業を対象にカオスマップを公開いたしました。この度、2023年9月版として新規に会員となった企業を含め更新いたしました。
カオスマップは、VR/AR/MR技術に関する事業をハードウェアの開発や代理店を展開する「ハードウェア」、サービスやシステムを提供する「プラットフォーム」、事業開発を行う「ビジネスデベロップメント」、オペレーションやトレーニグ、プロモーションなどを行う「コンテンツ/サービスデベロップメント」、アセット提供や開発ツールの提供を展開する「サポート」のカテゴリに分け、分類をしております。
会員企業は以下のURLからご確認できます。
http://xrc.or.jp/chaosmap/
<XRCについて>
XRCは、クリエイターや企業、学術機関をつなぎ、VR業界のエコシステム構築をミッションに2015年にVRコンソーシアムとして発足した一般社団法人です。2019年にXRコンソーシアムに改称。VRAR/MR業界に関わる企業が集まり、共通課題の解決や業界全体の盛り上げを行う団体として活動中。2023年9月時点、会員企業数は97。
XR分野のクリエイターの等身大の活動に迫る 対談イベント「XR Creative Night 2023」を8/28から開催
XRコンソーシアムでは、VR/AR/MRのクリエイターが登壇するオンラインイベント「XR Creative Night 2023」を8/28(月)より開催します。開催日時は8/28(月)、9/6(水)、9/11(月)、9/12(火)の全4回、各回20:00~21:00です。開催はZoomウェビナーで行います。参加は無料です。
XRコンソーシアムでは、xR市場における先端技術の共有とクリエイターの認知向上を目的としてXRクリエイティブアワードなどの取組を行っています。
Quest 2やスマホを使ったAR・3Dスキャンの浸透、メタバースのトレンドなど、XR分野はこれまでにない盛り上がりを見せ、様々なクリエイターが登場しています。
2022年から開催している「XR Creative Night」は、こうした流れをさらに加速させ、XRにおける創作活動・表現活動の面白さを広げていくことを目的としています。クリエイター/クリエイティブスタジオの皆さまに、活動についてのお話を伺い、ぜひXR分野におけるクリエイティブの魅力について考える場にしたいと考えています。
「XR Creative Night 2023」では、XRコンソーシアム主催のVR/AR/MR作品コンテスト「XRクリエイティブアワード2022」の受賞者である5名をお招きし、当時も振り返りつつ、現在地点をお伺いします。
●「XR Creative Night 2023」vol.1:8/28(月)20:00~21:00
・天雲陽氏、清水岳氏 / XRクラブイベント「シュッとしとるヤツ」(優秀賞 個人部門)
天雲陽氏:インターネットとリアル、カルチャーと広告の間で踊っています。
XR Creative Awardにて個人賞いただいただ「シュッとしとるヤツ」では、主にフィジカル側を担当しています。
本業では、実写VRを利用したクリエイティブやVTuberを起用したインターネット広告等にも関わっています。京都在住。
清水岳氏:早稲田大学・大学院で建築を専攻。卒業後、地元京都の設計事務所で7年間、設計と工事監理に従事。2021年よりVRChatを使った空間制作やイベント企画を始め、XRクラブイベント「シュッとしとるヤツ」では、主にバーチャル側の制作とディレクションを担当。XR Creative Award 2022で個人賞を受賞後、XR企業である株式会社MESONにディレクターとして入社。東京在住。二級建築士。
・XRクラブイベント「シュッとしとるヤツ」
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「シュッとしとるヤツ」はコロナ禍に始まった、フィジカルとバーチャルの交錯をテーマとしたクラブイベントです。京都の老舗クラブ「京都メトロ」とVRChat上に構築されたバーチャル空間「VR京都メトロ」の2つを繋ぎながら同時開催しています。VTuberやバーチャルアーティスト、VRDJ、AIなど様々な形のアーティストにご出演いただき、空間だけでなく演者においてもフィジカルとバーチャルが交錯するイベントとなっています。
イベント参加はこちら:https://peatix.com/event/3676622
●「XR Creative Night 2023」vol.2:9/6(水)20:00~21:00
・山本大氏 / BLOCKVROCK(優秀賞 法人部門)
1977年、大阪府豊中市生まれ。
2000年よりIT企業でエンジニアとして勤務。プロジェクトマネジメントや1000人規模のプロジェクトでのアーキテクトを経て、役員として経営に従事。
業務でIT研修トレーニングの講師を担当し、ITプロフェッショナルを育てる。
より若い時代からITに触れる経験が必要と考え、2015年8月に株式会社レベルエンターを創業。
・BLOCKVROCK
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BLOCKVROCKは、簡単に自分だけのVR空間やARアプリ、会話可能な3Dコミュニケーションの空間を作ることができます。ビジュアルプログラミング言語なのでプログラミングは簡単。PC/スマートフォン/タブレット/VRヘッドセットのどれでもサインインするだけで、無料ですぐに使い始められます。そしてBLOCKVROCKは、本質的にはXR作品ではなく、XRの制作をする人材が作品だと考えています。
つまりXRの裾野を広げようと考えています。
イベント参加はこちら:https://peatix.com/event/3676633
●「XR Creative Night 2023」vol.3:9/11(月)20:00~21:00
・今谷真太郎氏 / ARコミック「壁」(大賞)
1995年広島生まれ。豊田工業大学工学部卒業後、メーカー勤務を経て情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科博士前期課程修了。
IAMAS在学中にXRに初めて触れ、作品制作を始める。
・ARコミック「壁」
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漫画の媒体は紙からスマホやタブレットなどの電子機器に移り変わりつつあり、縦スクロール型の漫画など新たな表現方法も存在しています。本作は、ARがもっと普及した未来の漫画の姿を想像して制作したものです。歩行移動によって、読者自身の時間進行と作中の時間進行がリンクすることでコマ割りが行われ、ストーリーが進行していきます。
イベント参加はこちら:https://peatix.com/event/3676640
●「XR Creative Night 2023」vol.4:9/12(火)20:00~21:00
・今井健人氏 / XRAYHEAD(優秀賞 学生部門)
学生時代では、認知心理学において重要な概念である身体所有感に対する理解を軸に、既存の錯覚研究では扱われていなかった皮膚イメージの変調への関心のもと、現実空間での身体(皮膚)の「透視」と「変形」体験を考案。身体の内と外に直接アクセスするようなインタラクション装置の制作を通して、未知なる身体のリアリティーの探求を行う。
現在は、空間体験による身体感覚や感情の変化に関心があり、空間・ディスプレ業界の新人プランナーとして修行中。
・「XRAYHEAD」
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XRAYHEADは、展示者の手がまるで体験者の半透明な頭部の表面に侵入し、直接的に頭蓋骨を触られているような体験を可能とするインタラクション作品である。具体的には、模型に組み込まれたセンサーと手の距離に相関した調光システムにより、体験者の顔と模型、展示者の両手が各々シームレスに置き換わる。加えて、体験者の頭部と模型に同期した物理的接触を、光量レベルに同期した骨伝導イヤホンによる聴覚刺激を体験者に与えることで、従来のペッパーゴーストなどのハーフミラーの特性を利用した断片的な対象物の切り替えとは異なる新たな表現に辿りついた。漫画や映像などの視覚文化(非現実)でも一般的に扱われていることから分かるように、身体の透明表現は心理的に受け入れられやすい。このことから、実空間で身体の透明化を錯覚させる本作品は、エンターテインメント分野はもちろん、医療や教育等の周辺領域に強い波及効果を及ぼす可能性を秘めている。
イベント参加はこちら:https://peatix.com/event/3680753
●XRクリエイティブアワード2023ではXR/メタバース関連作品のエントリーを募集中
XRクリエイティブアワードは、これからのVR/AR業界を牽引する作品やクリエイターを発掘し、認知度向上や活動の支援を目的としたイベントです。今年のテーマは「未来を逆算しよう」。XRコンソーシアムの理事らに加え、ゲスト審査員を迎えます。
最終選考まで残ったファイナリスト約10組の作品は、2023年12月21、22日に開催されるXR Kaigi 2023にて体験展示されます。授賞イベントは、2022年12月21日に現地にて実施。同時にYouTubeでライブ配信予定です。
また、XRクリエイティブアワード 2023では、台湾のXR業界団体「TAVAR」と連携を行います。TAVARが開催する台湾国内のXRに関するアワード「XR Golden Awards」の受賞作品約10組が二次審査から加わるほか、大賞に選出された2組はXRクリエイティブアワードのファイナリストとなります。2023年12月21、22日の体験展示には台湾からの作品も展示されます。
・XRクリエイティブアワード公式サイト
XR CREATIVE AWARD 2023
<XRCについて>
XRCは、クリエイターや企業、学術機関をつなぎ、VR業界のエコシステム構築をミッションに2015年にVRコンソーシアムとして発足した一般社団法人です。2019年にXRコンソーシアムに改称。VR/AR/MR業界に関わる企業が集まり、共通課題の解決や業界全体の盛り上げを行う団体として活動中。2023年8月時点、会員企業数は98社。
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XRクリエイティブアワード2023開催決定!XR・メタバース関連作品のエントリーを募集開始
VR/AR/MR(XR)の業界団体である一般社団法人XRコンソーシアム(代表理事:藤井直敬、以下「XRC」)は、本年で第9回目となる「XRクリエイティブアワード 2023」(旧VRクリエイティブアワード)を開催し、応募作品の募集を開始しております。
XRクリエイティブアワードは、これからのVR/AR業界を牽引する作品やクリエイターを発掘し、認知度向上や活動の支援を目的としたイベントです。今年のテーマは「未来を逆算しよう」。XRコンソーシアムの理事らに加え、ゲスト審査員を迎えます。
最終選考まで残ったファイナリスト約10組の作品は、2023年12月21、22日に開催されるXR Kaigi 2023にて体験展示されます。授賞イベントは、2022年12月21日に現地にて実施。同時にYouTubeでライブ配信予定です。
また、XRクリエイティブアワード 2023では、台湾のXR業界団体「TAVAR 」と連携を行います。TAVARが開催する台湾国内のXRに関するアワード「XR Golden Awards 」の受賞作品約10組が二次審査から加わるほか、大賞に選出された2組はXRクリエイティブアワードのファイナリストとなります。2023年12月21、22日の体験展示には台湾からの作品も展示されます。
なお、XRクリエイティブアワード 2023では、本アワードを一緒に盛り上げていただける協賛企業様を募集中です。協賛の詳細につきましては、公式サイトをご確認ください。
【XRクリエイティブアワード2023 概要】
アワード公式サイト:https://xrc.or.jp/award2023/
主催: 一般社団法人XRコンソーシアム
後援:経済産業省
メディアパートナー:株式会社Mogura
■XRクリエイティブアワード2023実施に向けた代表理事のコメント
未来の作り方には大きく2種類ある。一つは、最終的なゴールが定まらないまま日々の積み上げで作るやり方。もう一つは、明確なゴールをイメージし、ゴールから逆算してゴールに向かう方法。どちらの方法も利点があるけれど、XRのように複合的な技術融合の結果に出来上がるものは、最終形を決めてからでなければ迷走し目的がわからなくなる。
確かな未来に必要なのは明確なゴールを設定して逆算することだ。これまでのXR開発はゴール設定が難しいロングショットにならざるを得なかった。しかし、過去10年の蓄積により、今なら世界を大きく変えるXRの最初のゴールが見えてきているのではないか。そのゴールへ向かって逆算しながら一歩一歩近づいている、そんな未来に繋がる作品を募集する。
XRコンソーシアム 代表理事
藤井直敬
■最終審査・授賞式
日時:2023年12月21日(木)
場所:浜松町館/オンライン
・現地開催:最終審査、ファイナリストデモ体験(XR Kaigi内)
東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝)
■応募概要
応募締切:~9月15日(金)23:59
受賞賞金:
大賞:50万円
法人部門:20万円
個人部門:20万円
学生部門:20万円
※学生部門の条件:代表が現役学生かどうか応募時に確認いたします。
■対象作品
2022年、2023年に制作されたVR/AR/MR作品
※体験形態は問いません。ヘッドセット等を着用しないものでも可
※「VRChat」、「cluster」、「NeosVR」、「Roblox」、「STYLY」など各種プラットフォーム上に作られたバーチャル空間(メタバース)も応募対象とします。
※「作品」としていますが、ゲーム・エンターテイメント・産業活用・建築・教育・アート・サイエンスなど、XRを使ったあらゆる作品・コンテンツ・アプリケーション・プロジェクトを対象とします。
■応募方法
以下を揃えていただき応募ください。
①作品タイトル
②作品の説明
③サムネイル
④作品の動画URL(YouTube)
※④作品紹介動画について
作品の体験が伝わりやすい動画を推奨します。
-VR/ARとも3人称視点で、体験者の様子が分かる動画が伝わりやすいポイントです。(STYLY上でのVR/AR画面収録の他、Mixed Reality Capture、LIVなど、HoloLensではSpectator Viewなどのツールを使用することを推奨します)
■選考スケジュール:
7/14……募集開始
9/15……募集〆切
(一次審査)
9/18頃……一次審査結果発表
(二次審査)
10/10頃……二次審査結果・ファイナリスト発表
12/21 …… デモ審査、最終審査結果発表・授賞式
12/21,22……デモ一般展示
■審査員
・藤井直敬氏(ハコスコ代表取締役CSO、デジタルハリウッド大学大学院卓越教授兼学長補佐、東北大学特任教授、ブレインテックコンソーシアム代表理事 )
・落合陽一氏(メディアアーティスト、筑波大学准教授)
・せきぐちあいみ氏(VRアーティスト、 ㈱ MUSOU 代表取締役)
・山口征浩氏(㈱ Psychic VR Lab 代表取締役)
・吉田修平氏(ソニー・インタラクティブエンタテインメント インディーズ イニシアチブ 代表)
・関真也氏(関真也法律事務所 弁護士・NY州弁護士、上級VR技術者)
・千代田まどか氏(Microsoft 社 Cloud Developer Advocate)
ほか、随時公開予定
【XRクリエイティブアワードについて】
XRクリエイティブアワードは、XRコンソーシアム(XRC)が2015年から開催するアワードイベントです。VR・AR・MRを始めとする現実拡張技術を利用した作品やサービスを評価・賞賛することで、xR市場における先端技術の共有とクリエイターの認知向上を目的とします。
現在、XRは様々な分野で使われています。本アワードは、ゲーム・エンターテイメント・産業活用・建築・教育・アート・サイエンスなど、XRを使ったあらゆる作品・コンテンツ・アプリケーション・プロジェクトを対象とします。
【XRコンソーシアム(XRC)について】
XRCは、クリエイターや企業、学術機関をつなぎ、VR業界のエコシステム構築をミッションに2015年にVRコンソーシアムとして発足した一般社団法人です。2019年にXRコンソーシアムに改称。VRAR/MR業界に関わる企業が集まり、共通課題の解決や業界全体の盛り上げを行う団体として活動中。2023年6月時点、会員企業数は97。
【お問い合わせ】
一般社団法人 XRコンソーシアム
XRクリエイティブアワード 2023事務局
contact@xrc.or.jp
役員体制の変更のお知らせ
XRCは2023年5月29日の理事会において、理事・監事の改選等を行いました。
理事・監事等の新体制は下記の通りです。
●新役員・事務局体制(五十音順)
・代表理事:藤井 直敬(ハコスコ代表取締役CSO、デジタルハリウッド大学大学院卓越教授兼学長補佐、東北大学特任教授、ブレインテックコンソーシアム代表理事)
・理事:落合 陽一(メディアアーティスト、筑波大学准教授)
・理事:せきぐち あいみ(VRアーティスト、株式会社MUSOU 代表取締役)
・理事:山口 征浩(株式会社Psychic VR Lab 代表取締役)
・理事:吉田 修平(ソニー・インタラクティブエンタテインメント インディーズ イニシアチブ 代表)
・監事:関 真也(関真也法律事務所 弁護士・NY州弁護士、上級VR技術者)
XRCとしては新体制のもと、今後も様々な活動を通して業界へ貢献できるよう邁進していく所存でございます。
XRコンソーシアム会員企業のカオスマップを更新いたしました【2023年3月版】
一般社団法人XRコンソーシアム(代表理事:藤井直敬、以下「XRC」)は、コンソーシアム会員を対象とした「XRコンソーシアム会員企業カオスマップ」を更新いたしましたのでお知らせします。
XRCは日本のXR業界(VR/AR/MR)の代表団体として、国内外の業界窓口となり、XR業界の発展に貢献することをミッションとして掲げ、これまで以上に業界内外を繋ぎ、強固なエコシステムを構築するため活動しています。
XRCでは2020年2月に参加会員企業を対象にカオスマップを公開いたしました。この度、2023年3月版として新規に会員となった企業を含め更新いたしました。
カオスマップは、VR/AR/MR技術に関する事業をハードウェアの開発や代理店を展開する「ハードウェア」、サービスやシステムを提供する「プラットフォーム」、事業開発を行う「ビジネスデベロップメント」、オペレーションやトレーニグ、プロモーションなどを行う「コンテンツ/サービスデベロップメント」、アセット提供や開発ツールの提供を展開する「サポート」のカテゴリに分け、分類をしております。
会員企業は以下のURLからご確認できます。
http://xrc.or.jp/chaosmap/
<XRCについて>
XRCは、クリエイターや企業、学術機関をつなぎ、VR業界のエコシステム構築をミッションに2015年にVRコンソーシアムとして発足した一般社団法人です。2019年にXRコンソーシアムに改称。VRAR/MR業界に関わる企業が集まり、共通課題の解決や業界全体の盛り上げを行う団体として活動中。2023年3月時点、会員企業数は98。
会員向けVR/AR/MR機材シェアリング、新たに、PICO 4 Enterprise、SteamVR向け小型軽量トラッカーを追加
VR/AR/MR機材シェアリングについて、新たなデバイスを追加したことをお知らせいたします。
XR(AR/VR/MR)の開発や利用においてハードウェアは非常に重要な要素ですが、従来から最新の機材を試す機会が少なく、借りる・ハードウェア企業との連絡調整が手間という問題があります。一方、ハードウェア企業側は体験機会を増やし、訴求していくためにも、開発者が増えてエコシステムを活性化する必要があります。しかし、昨今のコロナ禍では展示会や体験会等の実施が困難となり、ハードウェアの体験機会を設けることが一層難しくなっています。
機材シェアリングは、XRCがハードウェア企業から機材を預かり、希望する会員が利用できる仕組みです。会員には、ハードウェアの貸し出しのハードルを下げ、カジュアルに機材を試せる機会を提供し、ハードウェア企業にはより多くの開発者が機材に触れる機会を提供します。
今回新たに追加するデバイスは、VRデバイス「PICO 4 Enterprise」とSteamVR向け小型軽量トラッカー「Tundra Tracker」です。
2023年3月24日から受付を開始する機材シェアリングの対象機材の一覧は以下の通りです。
PICO 4 Enterprise(提供:Pico Technology Japan株式会社)
Tundra Tracker(提供:株式会社IntoFree)
HoloLens 2(提供:日本マイクロソフト株式会社)
pico neo 3 pro(提供:Pico Technology Japan株式会社)
Magic Leap 1*(提供:株式会社NTTドコモ)
NrealLight および 対応スマートフォン(提供:KDDI株式会社)
ANTSEAT(提供:WIZAPPLY株式会社)
Cybershoes(提供:株式会社Mogura)
*「Magic Leap 1」は、Magic Leap, Inc.の商標です。
XRCでは今後もシェアリングできる機材を増やしていくほか、XRのエコシステムに関わる企業がより発展できるよう活動して参ります。
<XRCについて>
XRCは、クリエイターや企業、学術機関をつなぎ、VR業界のエコシステム構築をミッションに2015年にVRコンソーシアムとして発足した一般社団法人です。2019年にXRコンソーシアムに改称。VRAR/MR業界に関わる企業が集まり、共通課題の解決や業界全体の盛り上げを行う団体として活動中。2023年3月時点、会員企業数は98。
「XRクリエイティブアワード 2022」ファイナリスト13組を選出 授賞式を12月23日に開催します
VR/AR/MR(XR)の業界団体である一般社団法人XRコンソーシアム(代表理事:藤井直敬、以下「XRC」)は、本年で第8回目となる「XRクリエイティブアワード 2021」(旧VRクリエイティブアワード)のファイナリスト13組を選出しました。最終審査を経て、授賞式を12月23日(金)に開催いたします。開催場所は東京都立産業貿易センター浜松町館。YouTubeにてオンライン配信も同時に行います。
XRクリエイティブアワードは、これからのVR/AR業界を牽引する作品やクリエイターを発掘し、認知度向上や活動の支援を目的としたイベント。今年のテーマは「なんでもつくろう」です。
審査員には、VR、AR、アカデミア、テクノロジー、アートの第一線で活躍するXRコンソーシアムの理事に加え、ゲスト審査員として、一橋大学 名誉教授の石倉洋子さん、フォトグラファー/クリエイターのJulie Wataiさん、Appleの世界開発者会議WWDCでStudentAwardに輝いた仲田梨緒さん、デジタルコンテンツレポーター・声優の有野いくさん、HAKUHODO-XR リーダー/クリエイティブディレクターの尾崎徳行さんを迎えました。
ファイナリストの作品の体験展示および授賞式はテックカンファレンス「XR Kaigi 2022」内で実施。来場者はファイナリストの作品を実際に体験できます。
ファイナリストの詳細は公式サイトにて確認できます。
https://xrc.or.jp/award2022/
【展示&授賞式会場】
XR Kaigi 2022
東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝)
参加方法:XR Kaigi 2022チケットが必要
チケット購入方法:下記XR Kaigi 2022公式サイトより購入
https://www.xrkaigi.com/
【授賞式 概要】
・プログラム
開催日時:2022年12月23日(金)13:00~14:30
13:00……オンライン配信開始、ファイナリスト紹介
13:30……現地ステージ開始、授賞式イベント開始
14:00……審査員によるパネルディスカッション
14:35……フォトセッション
・オンライン配信
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【審査員】
藤井直敬(ハコスコ代表取締役CSO デジタルハリウッド大学大学院卓越教授兼学長補佐)
有野いく(デジタルコンテンツレポーター・声優)
石倉洋子(一橋大学 名誉教授)
仲田梨緒(Apple WWDC22 Swift Student Award winner)
尾崎徳行(HAKUHODO-XR リーダー/クリエイティブディレクター)
落合陽一(メディアアーティスト 筑波大学准教授)
Julie Watai(フォトグラファー/クリエイター)
吉田修平(ソニー・インタラクティブエンタテインメント インディーズ イニシアチブ 代表)
若山泰親(ブレイクポイント㈱ 代表取締役 Tokyo XR Startups㈱ プロデューサー)
【XRクリエイティブアワード2022 概要】
アワード公式サイト:https://xrc.or.jp/award2022/
主催: 一般社団法人XRコンソーシアム
講演:経済産業省
運営・メディアパートナー: 株式会社Mogura
【取材関係】
XRクリエイティブアワード 2022授賞式およびファイナリスト作品の体験取材が可能です。
ご取材をご希望の方はXR Kaigiの窓口 よりお願いいたします。
XRクリエイティブアワード2022ではXR・メタバース関連作品のエントリーを 受け付けています
VR/AR/MR(XR)の業界団体である一般社団法人XRコンソーシアム(代表理事:藤井直敬、以下「XRC」)は、本年で第8回目となる「XRクリエイティブアワード 2022」(旧VRクリエイティブアワード)を開催し、応募作品の募集を開始しております。
XRクリエイティブアワードは、これからのVR/AR業界を牽引する作品やクリエイターを発掘し、認知度向上や活動の支援を目的としたイベントです。今年のテーマは「なんでもつくろう」。審査員には、VR、AR、アカデミア、テクノロジー、アートの第一線で活躍するXRコンソーシアムの理事に加え、ゲスト審査員としてAppleの世界開発者会議WWDCでStudentAwardに輝いた仲田梨緒さんやデジタルコンテンツレポーター・声優の有野いくさん、その他数名を迎えます。
また、最終選考まで残ったファイナリスト約10組の作品は、2022年12月22、23日に開催されるXR Kaigi 2022にて体験展示されます。
授賞イベントは、2022年12月23日にXR Kaigi会場内のステージにて実施。同時にYouTubeでライブ配信予定です。
また、XRクリエイティブアワード 2022では、本アワードを一緒に盛り上げていただける協賛企業様を募集中です。
【XRクリエイティブアワード2022 概要】
アワード公式サイト:https://xrc.or.jp/award2022/
主催: 一般社団法人XRコンソーシアム
メディアパートナー:株式会社Mogura
ご協賛案内資料はこちら
■弊団体代表理事のことば
2022年度のXRクリエイティブアワードは「なんでもつくろう」をテーマにXR作品を募集します。世界のあらゆる領域で先を見通すことができない閉塞感がただよう時代に、XR・メタバースは他にはない無限の可能性をもつ人類の希望となる領域です。プラットフォーム、デバイス、表現手法、あらゆる点で未熟であり、いまだ可能性しかないこの領域は、作り続けることでしか切り開くことは出来ません。自然は最初からそこに存在し、わたしたちの発見を待っていますが、XR・メタバースの世界はわたしたちが作らない限り存在しないのです。ことしのテーマであるつくるということの本質的な意味を再考し、XR・メタバースのこれまでにない可能性を提示してくれる作品の応募を期待します。
XRコンソーシアム 代表理事
藤井直敬
■最終審査・授賞式
日時:2022年12月23日(金)
場所:浜松町館/オンライン
・現地開催:最終審査、ファイナリストデモ体験会(XR Kaigi内)
東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝)
■応募概要
応募締切:~11月15日(火)23:59
受賞賞金:
大賞:50万円
法人部門:20万円
個人部門:20万円
学生部門:20万円
※学生部門の条件:代表が現役学生かどうか応募時に確認いたします。
■対象作品
2021年、2022年に制作されたVR/AR/MR作品
※体験形態は問いません。ヘッドセット等を着用しないものでも可
※「VRChat」、「cluster」、「NeosVR」、「Roblox」など各種プラットフォーム上に作られたバーチャル空間(メタバース)も応募対象とします。
※「作品」としていますが、ゲーム・エンターテイメント・産業活用・建築・教育・アート・サイエンスなど、XRを使ったあらゆる作品・コンテンツ・アプリケーション・プロジェクトを対象とします。
■応募方法
以下を揃えていただき応募ください。
①作品概要
②サムネイル
③作品紹介動画
※③作品紹介動画について
作品の体験が伝わりやすい動画を推奨します。
-VR/ARとも3人称視点で、体験者の様子が分かる動画が伝わりやすいポイントです。(VRではMixed Reality Capture、LIVなど、HoloLensではSpectator Viewなどのツールを使用することを推奨します)
■選考スケジュール:
9/1……募集開始
11/15……募集締切
1次審査・2次審査を実施
12/12頃……ファイナリスト発表
12/21……デモ審査
12/22,23……デモ一般展示
12/23 …… 最終審査結果発表・授賞式
■審査員
藤井直敬氏(ハコスコ 代表取締役 デジタルハリウッド大学 教授 )
若山泰親氏(ブレイクポイント株式会社 代表取締役 XVC Founder)
吉田修平氏(ソニー・インタラクティブエンタテインメント インディーズ イニシアチブ 代表)
落合 陽一氏(メディアアーティスト 筑波大学准教授)
仲田梨緒氏(Apple WWDC22 Swift Student Award winner)
有野いく氏(デジタルコンテンツレポーター・声優)
随時、追加発表予定
【XRクリエイティブアワードについて】
XRクリエイティブアワードは、XRコンソーシアム(XRC)が2015年から開催するアワードイベントです。VR・AR・MRを始めとする現実拡張技術を利用した作品やサービスを評価・賞賛することで、xR市場における先端技術の共有とクリエイターの認知向上を目的とします。
現在、XRは様々な分野で使われています。本アワードは、ゲーム・エンターテイメント・産業活用・建築・教育・アート・サイエンスなど、XRを使ったあらゆる作品・コンテンツ・アプリケーション・プロジェクトを対象とします。
【XRコンソーシアム(XRC)について】
XRCは、VR業界のエコシステム構築をミッションに2015年にVRコンソーシアムとして発足した一般社団法人です。2019年にXRコンソーシアムに改称。VRのみならず、日本のXR業界(VR/AR/MR)の代表団体として、国内外の業界窓口となり、XR業界の発展に貢献することをミッションとして掲げ、これまで以上に業界内外を繋ぎ、強固なエコシステムを構築するため活動中です。
【お問い合わせ】
一般社団法人 XRコンソーシアム
XRクリエイティブアワード 2021事務局
contact@xrc.or.jp
XRクリエイターが登壇するオンラインイベント「XR Creative Night 2022」を10月5日より開催
XRコンソーシアムでは、VR/AR/MRのクリエイターが登壇するオンラインイベント「XR Creative Night 2022」を10月5日より開催します。開催日時は10月5日、10月13日、10月27日の全3回、各回20:00~21:00です。配信はYouTubeで行います。
XRコンソーシアムでは、xR市場における先端技術の共有とクリエイターの認知向上を目的としてXRクリエイティブアワードなどの取組を行ってきました。
Quest 2やスマホを使ったAR・3Dスキャンの浸透、メタバースのトレンドなど、XR分野はこれまでにない盛り上がりを見せ、様々なクリエイターが登場しています。
今回企画した「XR Creative Night」は、こうした流れをさらに加速させ、XRにおける創作活動・表現活動の面白さを広げていくことを目的としています。クリエイター/クリエイティブスタジオの皆さまに、活動についてのお話を伺い、ぜひXR分野におけるクリエイティブの魅力について考える場にしたいと考えています。
XRコンソーシアム主催のVR/AR/MR作品コンテスト「XRクリエイティブアワード2022 」の作品応募期間中であるvo.1~vol.3は過去の受賞者の皆様に当時も振り返りつつ、現在地点をお伺いします。
●「XR Creative Night 2022」登壇者
・vol 1:XRアーティスト 伊東ケイスケ 氏
1986年生まれ。多摩美術⼤学グラフィックデザイン学科卒業。メーカーのグラフィックデザイナーを経て、現在はXRアーティストとして活動する。これまでにヴェネチア国際映画祭やカンヌ国際映画祭、世界最大のCGの祭典、SIGGRAPHなどで上映を行ってきた。ヴェネチア国際映画祭のVR部門では2020年より自身が監督を務めるVRアニメーション作品で3年連続ノミネート。
2019年に『Feather』が第76回ヴェネチア国際映画祭にて、VR部⾨では⽇本⼈初のビエンナーレカレッジセレクションとしてプレミア上映。2020年に『Beat』は第77回ヴェネチア国際映画祭のVR部⾨、およびカンヌXR VeeR Future Award 2021にノミネート。2021年に『Clap』は第78回ヴェネチア国際映画祭のVR部⾨、およびカンヌ XR VeeR Future Award 2022にノミネート。2022年に『Typeman』は第79回ヴェネチア国際映画祭のXR部⾨にノミネート。
・vol 2:イマクリエイト株式会社 代表取締役 CEO 山本彰洋 氏
住友商事会社在職中にトルコでクーデターに遭い、人生1度きりと起業を決意し、体験シェアリング株式会社を設立。Tokyo XR startups同期の川崎と意気投合し、合併。現職に就任し、経営・営業全般を担当。
・vol 3: VRアニメーション作家・イラストレーター ゆはらかずき 氏
1996年、日本生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース卒業後、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻ゲームコース修士課程を修了。360度にデジタルペインティング等を使用しアニメーションを描く手法でトクマルシューゴの「Canaria」などミュージックビデオなども手掛ける。
●開催概要
・イベント名:
XR Creative Night 2022
・開催日時:
vol 1:10月5日(水)20:00~21:00
vol 2:10月13日(木)20:00~21:00
vol 3:10月27日(木)20:00~21:00
・登壇者:
vol 1:XRアーティスト 伊東ケイスケ 氏
vol 2:イマクリエイト㈱ 代表取締役 CEO イマクリエイト 山本彰洋 氏
vol 3:VRアニメーション作家・イラストレーター ゆはらかずき 氏
・司会:
XRCエグゼクティブ・ディレクター 久保田 瞬
・視聴方法
「XR Creative Night 2022」Vo.1
「XR Creative Night 2022」Vo.2
「XR Creative Night 2022」Vo.3
・公式サイト
https://xrc.or.jp/award2022/
<XRCについて>
XRCは、クリエイターや企業、学術機関をつなぎ、VR業界のエコシステム構築をミッションに2015年にVRコンソーシアムとして発足した一般社団法人です。2019年にXRコンソーシアムに改称。VR/AR/MR業界に関わる企業が集まり、共通課題の解決や業界全体の盛り上げを行う団体として活動中。2022年8月1日時点、会員企業数は97社。
https://xrc.or.jp/
XRコンソーシアム会員企業のカオスマップを更新いたしました【2022年7月版】
一般社団法人XRコンソーシアム(代表理事:藤井直敬、以下「XRC」)は、コンソーシアム会員を対象とした「XRコンソーシアム会員企業カオスマップ」を更新いたしましたのでお知らせします。
XRCは日本のXR業界(VR/AR/MR)の代表団体として、国内外の業界窓口となり、XR業界の発展に貢献することをミッションとして掲げ、これまで以上に業界内外を繋ぎ、強固なエコシステムを構築するため活動しています。
XRCでは2020年2月に参加会員企業を対象にカオスマップを公開いたしました。この度、2022年7月版として新規に会員となった企業を含め更新いたしました。
カオスマップは、VR/AR/MR技術に関する事業をハードウェアの開発や代理店を展開する「ハードウェア」、サービスやシステムを提供する「プラットフォーム」、事業開発を行う「ビジネスデベロップメント」、オペレーションやトレーニグ、プロモーションなどを行う「コンテンツ/サービスデベロップメント」、アセット提供や開発ツールの提供を展開する「サポート」のカテゴリに分け、分類をしております。
会員企業は以下のURLからご確認できます。
http://xrc.or.jp/chaosmap/
<XRCについて>
XRCは、クリエイターや企業、学術機関をつなぎ、VR業界のエコシステム構築をミッションに2015年にVRコンソーシアムとして発足した一般社団法人です。2019年にXRコンソーシアムに改称。VRAR/MR業界に関わる企業が集まり、共通課題の解決や業界全体の盛り上げを行う団体として活動中。2022年7月1日現在、会員企業数は93。