XR Consortium

2024.7.10

XRクリエイティブアワード2024開催決定!XR・メタバース関連作品のエントリーを募集開始

VR/AR/MR(XR)の業界団体である一般社団法人XRコンソーシアム(代表理事:藤井直敬、以下「XRC」)は、本年で第10回目となる「XRクリエイティブアワード 2024」(旧VRクリエイティブアワード)を開催し、応募作品の募集を開始しております。

XRクリエイティブアワードは、これからのVR/AR業界を牽引する作品やクリエイターを発掘し、認知度向上や活動の支援を目的としたイベントです。今年のテーマは「Reseed the Future」。XRコンソーシアムの理事らに加え、ゲスト審査員として東京大学大学院情報理工学系研究科 准教授の鳴海拓志氏と映像体験作家/メディア芸術クリエイターのナカダリオ氏を迎えます。

最終選考まで残ったファイナリスト約10組の作品は、2024年12月に開催されるXR Kaigi 2024にて体験展示されます。授賞イベントは2024年12月12日に現地にて実施。授賞式の様子は後日、XRコンソーシアムYouTubeにも投稿予定です。

XRCでは過去にXRクリエイティブアワードを受賞した皆様を招き、XRにおける創作活動・表現活動の面白さを広げていくことを目的とした「XR Creator’s Night」を実施しています。今年のアワード募集期間では、XRクリエイティブアワード2023の受賞者に当時から現在の活動などを伺い、XR分野におけるクリエイティブの魅力を語っていただきたいと考えています。

なお、XRクリエイティブアワード 2024では、本アワードを一緒に盛り上げていただける協賛企業様を募集中です。協賛の詳細につきましては、公式サイトをご確認ください。

【XRクリエイティブアワード2024 概要】
アワード公式サイト:https://xrc.or.jp/award2024/
主催: 一般社団法人XRコンソーシアム
メディアパートナー:株式会社Mogura
協力団体:IVRC

■XRクリエイティブアワード2024実施に向けた代表理事のコメント
昔からのXR事業者と話をすると、最近潮目が変わってきている感じを持っていることが多いと聞く。なんと言ってもXRコンソーシアムが発足して10年なのだから状況が変わらないほうがおかしいのだが、2012年のOculus Rift登場以後、XRが世界を変える新しい技術として持て囃されて、その後幻滅期を迎えて、再びゆっくりと社会に当たり前の技術として成長し利用されていく。そんなXRハイプカーブをXR老人会の我々は10年かけて実感している。
今ここからXRに参入するクリエイターや事業者は幸いである。ここから後は右肩上がりの成長しかないからだ。断言しよう。もう幻滅期も冬も来ないのだ。今から蒔く種は必ず花を開き、実を実らせる。第10回目のXRクリエイティブアワードは、老若男女すべての人々のチャレンジを待っている。

XRコンソーシアム 代表理事
藤井直敬

■最終審査・授賞式
日時:2024年12月12日(木)
場所:浜松町館
・現地開催:最終審査、ファイナリスト作品展示(XR Kaigi内)
東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝)

■応募概要
応募締切:7月10日(水)~9月13日(金)23:59
表彰:
大賞 (1作品)
法人部門 優秀賞(1作品)
個人部門 優秀賞(1作品)
学生部門 優秀賞(1作品)

受賞者にはインタビューを実施。
内容をアワード公式サイトに掲載、さらにXRC会員企業に対する周知を行います。

※学生部門の条件:代表が現役学生かどうか応募時に確認いたします。

■対象作品
2023年、2024年に制作されたVR/AR/MR/メタバース作品

※体験形態は問いません。ヘッドセット等を着用しないものでも可
※「VRChat」、「cluster」、「NeosVR」、「Roblox」、「STYLY」など各種プラットフォーム上に作られたバーチャル空間(メタバース)も応募対象とします。
※「作品」としていますが、ゲーム・エンターテイメント・産業活用・建築・教育・アート・サイエンスなど、XRを使ったあらゆる作品・コンテンツ・アプリケーション・プロジェクトを対象とします。
※他アワードの重複応募も問題ございません。

■応募方法
以下を揃えていただき応募ください。
①作品タイトル
②作品の説明
③サムネイル
④作品の動画URL(YouTube)

※④作品紹介動画について
作品の体験が伝わりやすい動画を推奨します。

-VR/ARとも3人称視点で、体験者の様子が分かる動画が伝わりやすいポイントです。(STYLY上でのVR/AR画面収録の他、Mixed Reality Capture、LIVなど、HoloLensではSpectator Viewなどのツールを使用することを推奨します)

■選考スケジュール:
7/10……募集開始
9/13……募集〆切
(一次審査)
10月上旬……一次審査結果発表
(二次審査)
10月下旬……二次審査結果・ファイナリスト発表
12/12 …… 最終審査、最終審査結果発表・授賞式
12/12、12/13……ファイナリスト作品一般展示

■審査員
・藤井直敬氏(ハコスコ取締役CTO、デジタルハリウッド大学大学院卓越教授兼学長補佐、東北大学特任教授、ブレインテックコンソーシアム代表理事 )
・落合陽一氏(メディアアーティスト、筑波大学准教授)
・せきぐちあいみ氏(VRアーティスト、 ㈱ MUSOU 代表取締役)
・山口征浩氏(㈱ STYLY 代表取締役)
・吉田修平氏(ソニー・インタラクティブエンタテインメント インディーズ イニシアチブ 代表)
・関真也氏(関真也法律事務所 弁護士・NY州弁護士、上級VR技術者)
・鳴海拓志氏(東京大学大学院情報理工学系研究科 准教授)
・ナカダリオ氏(映像体験作家/メディア芸術クリエイター)

【XRクリエイティブアワードについて】
XRクリエイティブアワードは、XRコンソーシアム(XRC)が2015年から開催するアワードイベントです。VR・AR・MRを始めとする現実拡張技術を利用した作品やサービスを評価・賞賛することで、xR市場における先端技術の共有とクリエイターの認知向上を目的とします。

現在、XRは様々な分野で使われています。本アワードは、ゲーム・エンターテイメント・産業活用・建築・教育・アート・サイエンスなど、XRを使ったあらゆる作品・コンテンツ・アプリケーション・プロジェクトを対象とします。

【XRコンソーシアム(XRC)について】
XRCは、クリエイターや企業、学術機関をつなぎ、VR業界のエコシステム構築をミッションに2015年にVRコンソーシアムとして発足した一般社団法人です。2019年にXRコンソーシアムに改称。VRAR/MR業界に関わる企業が集まり、共通課題の解決や業界全体の盛り上げを行う団体として活動中。2024年7月時点、会員企業数は88。

【お問い合わせ】
一般社団法人 XRコンソーシアム
XRクリエイティブアワード 2024事務局
contact@xrc.or.jp