XR Consortium

2021.8.02

会員向けにVR/AR/MR機材シェアリング、pico neo 3 proやVR対応ライドマシンなど追加

一般社団法人XRコンソーシアム(代表理事:藤井直敬、以下「XRC」)は、会員企業向けに提供している機材シェアリングについて、新たに3つのデバイスを追加したことをお知らせいたします。

XR(AR/VR/MR)の開発や利用においてハードウェアは非常に重要な要素ですが、従来から最新の機材を試す機会が少なく、借りる・ハードウェア企業との連絡調整が手間という問題があります。一方、ハードウェア企業側は体験機会を増やし、訴求していくためにも、開発者が増えてエコシステムを活性化する必要があります。しかし、昨今のコロナ禍では展示会や体験会等の実施が困難となり、ハードウェアの体験機会を設けることが一層難しくなっています。

機材シェアリングは、XRCがハードウェア企業から機材を預かり、希望する会員が利用できる仕組みです。会員には、ハードウェアの貸し出しのハードルを下げ、カジュアルに機材を試せる機会を提供し、ハードウェア企業にはより多くの開発者が機材に触れる機会を提供します。

今回新たに追加するデバイスは、一体型VRヘッドセット「pico neo 3 pro」、VR対応の小型ライドマシン「ANTSEAT」、VR内で歩行できるデバイス「Cybershoes」の3つです。

2021年8月16日から開始の機材シェアリングの対象機材は以下の通りです。

Magic Leap 1*(提供:株式会社NTTドコモ)
NrealLight および 対応スマートフォン(提供:KDDI株式会社)
HP Reverb G2 VR Headset(提供:株式会社 日本HP)

pico neo 3 pro(提供:Pico Technology Japan株式会社)
ANTSEAT(提供:WIZAPPLY株式会社)
Cybershoes(提供:株式会社Mogura)

*「Magic Leap 1」は、Magic Leap, Inc.の商標です。

XRCでは今後もシェアリングできる機材を増やしていくほか、XRのエコシステムに関わる企業がより発展できるよう活動して参ります。

<XRCについて>
XRCは、クリエイターや企業、学術機関をつなぎ、VR業界のエコシステム構築をミッションに2015年にVRコンソーシアムとして発足した一般社団法人です。2019年にXRコンソーシアムに改称。VRAR/MR業界に関わる企業が集まり、共通課題の解決や業界全体の盛り上げを行う団体として活動中。2021年7月時点、会員企業数は72。

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
一般社団法人 XRコンソーシアム事務局
メールアドレス:contact@xrc.or.jp