XR Consortium

2021.4.14

オンライン勉強会「デジタルツインと知的財産の基礎知識」を4月22日に開催

オンライン勉強会「デジタルツインと知的財産の基礎知識」を4月22日(木)に開催いたします。YouTubeライブにて配信、参加は無料です。

本勉強会は、VR/AR/MRに関係する法律を紐解くことを目的に開催。講師には、漫画、アニメ、ゲーム等のコンテンツやファッションに加えてXRの分野を取り扱い、XRCの社会的課題ワーキンググループ(※)の座長を務める関真也弁護士をお招きし、デジタルツインと知的財産の基礎知識について解説していただきます。

勉強会では、現実環境の建築物や美術作品、設備、製品などをバーチャルに再現するデジタルツインを生成する場面と、デジタル情報を現実環境にフィードバックする場面のそれぞれにおける著作権、意匠権、商標権等の知的財産権に関する基本的な知識を中心に解説していただきます。また、センサなどを通じて収集するデータの取扱いに関する法的な注意点についても言及していただきます。

(※)社会的課題ワーキンググループでは、XRに関して法制度上の懸念等社会普及にあたって考慮すべき課題を洗い出し、専門家を交えて議論を行っています。

登壇者プロフィール

・関真也氏
(関真也法律事務所 日本国弁護士・ニューヨーク州弁護士)

漫画、アニメ、映画、ゲーム、音楽などのコンテンツ及びファッションのほか、XR (VR/AR/MR)、VTuber、AI・データなどテクノロジーが関わる分野を中心に、著作権、商標権その他知的財産問題、契約書作成、紛争対応、事業の適法性審査などを取り扱う。現職として東海大学総合社会科学研究所客員講師、東京工業大学非常勤講師(担当科目:技術移転と知財)、日本女子大学非常勤講師(担当科目:流通・消費系特別講義(ファッションロー入門))を務めるほか、大学講師等を歴任。㈱KADOKAWA経営企画局知財法務部担当部長(2016~2017)。南カリフォルニア大学ロースクール修了 (LL.M., Entertainment Law Certificate, the Honor Society of Phi Kappa Phi)。Kirkland & Ellis LLP (Chicago office) 客員弁護士 (2015~2016)。東大データサイエンススクール修了。日本知財学会コンテンツ・マネジメント分科会幹事、ファッションビジネス学会ファッションロー研究部会長など。日本バーチャルリアリティ学会一般会員。一般社団法人XRコンソーシアム社会的課題ワーキンググループ座長。

主な著書・論文に「ファッションロー」(共著、勁草書房)、「バーチャルリアリティその他人間の能力等を拡張する技術と著作権」知財管理71巻2号167頁 (2021)、「著作権法による建築デザインの保護とバーチャルリアリティ空間その他コンテンツ内利用―米国法の議論を参考に―」日本知財学会誌17巻2号29頁 (2020)、「拡張現実(AR)を巡る著作権法上の問題に関する基礎的考察」日本知財学会誌15巻3号5頁 (2019)、「AR領域における商標の使用―拡張現実技術を用いた新たな使用態様を巡る現行法上の課題―」日本知財学会誌14巻3号28頁 (2018) などがある。

■タイトル
「デジタルツインと知的財産の基礎知識」
■日時
2021年4月22日(木)19:30~20:30
■配信URL
YouTube Live:https://youtu.be/3oshLQcAAsY