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VR CREATIVE AWARD 2015
応募期間: 2015/4/7(火)- 5/17(日)受賞者発表: 2015/6/6(土)
Another Dimension 新たな次元を拓く
  • 第1回アワード授賞者

2015/6/13第1回 VR クリエイティブアワード2015 審査員コメントを掲載

3部門合わせて140件もの応募の中から最優秀賞、優秀賞、部門賞3件、審査員特別賞の合計6件を選出した審査員からのコメントを掲載。

2015/6/6VRクリエイティブアワード2015 授賞者を発表

第1回VRクリエイティブアワード2015の最優秀賞、優秀賞および部門賞、審査員特別賞を発表しました。

アワード授賞者発表

審査員コメント

今回のアワードのテーマは「新しい次元を拓く」であり、各応募作品は、その気概にあふれたものが多く、世界のどこに出しても恥ずかしくない作品が揃っていた。
受賞作の中で優劣をつけることは困難であったが、最終的には、社会との繋がりを重視し今回の審査結果としたが、これは VRC が今後目指す方向性を示している。受賞の皆様に大きな拍手を送るとともに、今回応募いただいた皆様に心から感謝したい。

最優秀賞

Eye Play the Piano
Eye Play the Piano プロジェクトチーム
博報堂ケトル/ AID-DCC / Invisible Designs Lab. / TOKYO畑中翔太/ 上條圭太郎/ 大橋將史(まさし) / 松尾謙二郎/ 森本友理/ 鍛冶屋敷圭昭(よしあき)/ 北井貴之/ 木下勝/ 村石健太郎/ 武井寿幸/ 北田一真
共同制作者

沼尻光太/ 小島由香/ LochiainnWilson / 趙漠居

作品概要

身体にハンデキャップがある人々にとって楽器の演奏は通常困難でしたが、「Eye Play the Piano」は、ヘッドマウントディスプレイの視線追跡機能を用いてピアノシステムの演奏を可能にした世界初のイノベーションシステムです。奏者にとって適切なインターフェースを再構築し、単音モードと和音モードの併用でより豊かな演奏ができます。障害を持つ生徒がたった4ヶ月の練習でクリスマスコンサートを実現することができました。

優秀賞

Sports Virtual Reality with JackIn Head
カディンチェ株式会社 青木崇行
共同制作者

笠原俊一(株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所)
為末大(一般社団法人アスリートソサエティ)

作品概要

トップアスリートの視野を体験しよう全方位バーチャルリアリティで、超人的な速さ、超人的な強さ、超人的な上手さを体験できるようにしたい。そんなコンセプトで日本を代表するトップアスリートにカメラ付きヘルメット(ソニーコンピュータサイエンス研究所のJackInHeadテクノロジー)をつけてもらい、いつもどおりに競技をしてもらいました。

審査員特別賞

RomoCart
河本健

作品概要

日常空間とゲームの世界を融合するVRシステムです。部屋の空間を認識してレーシングゲームを自然に溶け込まるだけでなく、物理世界の介入(障害物の存在など)をゲームにフィードバックするため、見慣れた日常が戦いの場になる「異世界感」を楽しめます。

  • パノラマ部門賞

    RE:MINISCIA
    NHKエンタープライズ 神部恭久
    共同制作者

    出演:勝也 若松宏枝 城ヶ崎香穂 沼倉正吾
    脚本:浅野有生子
    音楽:あたいわだれか
    撮影:野田尚之
    音声・照明:明里和幸 大住佑介
    衣装:下田梨来
    美術:志村知隼
    コーディネイター:小島健一
    MIX:山内シュウ
    アプリケーション:沼倉正吾 高田知典 川島勉(Dverse Inc.)
    360°MOVIE:中谷孔明(HOME360)
    企画・監督・編集・音響効果:神部恭久


    作品概要

    実写VRで物語を語るための手法を模索したトライアル作品です。技術的チャレンジは2つ。一つはGoPro10台を頭の周りに配置するヘルメット型のリグを作り、役者が被って演技しつつ撮影する形をとったこと。真の意味でFirstPersonのVRを実現するためです。もう一つは従来型の映像とVR映像を組み合わせたこと。これによって映像制作者があらかじめ持っている文法にVRがどのように組み込めるかを試しました。また映像作品としての時間の長さとVR酔いなどのマイナス面とのジレンマの解決策になりうるかもテーマです。物語は、遠藤周作「沈黙」からインスパイアされ、SF要素を取り入れたオリジナルです。タイムパラドックス的モチーフをVR映像への導入として設定しました。

  • CG部門賞

    「進撃の巨人展」360°体感シアター“哮”
    「進撃の巨人展」製作委員会
    共同制作者

    講談社、電通、電通テック、dot by dot inc.、AID-DCC inc.、Digital Media Lab., Inc.


    作品概要

    上野の森美術館で開催された「進撃の巨人展」のエキシビジョンのひとつである、360°体感シアター“哮”を製作しました。バーチャルに調査兵団の一員となって「立体機動装置」の浮遊感や戦闘シーンが体験できる、『Oculus Rift』による360°の3D シアターです。最新の映像技術が『進撃の巨人』の物語空間を出現させ、実際にその場にいるような圧倒的な没入感を味わえます。現在の映像技術ではこれ以上ない、『進撃の巨人』の仮想現実空間です。

  • インタラクティブ部門賞

    津波体験ドライビングシミュレーター
    愛知工科大学工学部 板宮朋基

    作品概要

    2011年の東日本大震災における尊い教訓から、津波などの大規模災害発生時における迅速かつ安全な避難を可能にするための対策が求められている。現在位置から適切な避難先まで徒歩では遠い場合や、家族に高齢者や小さい子供がいる場合など、車を利用せざるを得ない状況もあるのが現実であるが、車での避難は大きなリスクも伴う。今後発生が想定されている南海トラフ巨大地震においても津波被害は甚大とされている。沿岸部住民の危機意識の向上および津波発生時の車避難の危険性と新たな対策の必要性を啓発することを目的として、ヘッドマウントディスプレイOculus Rift DK2を用いて、運転時に津波に遭遇した際の状況を没入体験できるコンテンツを制作した。株式会社ゼンリンから名古屋市内の3D市街地データの提供を受け、同市が公開しているハザードマップを基に津波襲来の様子を模擬した。複数の自治体の防災担当者のほか、防災イベントや展示会において一般公開し300人以上が体験した。今後は、全国各地の災害発生状況を没入体験できるようにする。多くの人が本コンテンツを体験し津波災害を「正しく恐れる」ことにより、地域防災力の向上を目指す。

VRクリエイティブアワードとは

VR領域のクロス・コラボレーションを創出

VRクリエイティブアワード2015は、VRコンソーシアム設立の初回イベントとして、これからのVR業界を牽引するVR作品やクリエイターを発掘し、認知度向上や活動の支援などを目的に開催します。

VRコンソーシアムは、デバイス/コンテンツ/メディア/プラットフォームの4つの領域において、VRの認知活動、技術開発、協働・協創を促すための検討や交流活動を行い、カンファレンスやイベントの開催を通じて積極的に活動内容を発信します。

応募部門

  • パノラマ部門

    実写の360°パノラマ動画作品の部門です。Go Pro、RICOH THETA、ELMO QBiC、KODAK SP360等を使って撮影・編集された360°パノラマ作品を応募ください。

  • CG部門

    3DCGやCGアニメーションを利用したVR作品の部門です。Unity、Unreal Engine、Blender等で制作した作品を応募ください。

  • インタラクティブ部門

    VRを利用したインタラクティブゲームやアトラクション作品の部門です。ヘッドマウントディスプレイやモーションセンシング等を活用したインタラクティブ作品を応募ください。

一次審査通過作品

パノラマ部門

CG部門

インタラクティブ部門

クリエイティブアワードグランプリ賞

10万円

  • パノラマ動画部門
    グランプリ

    xxx賞

  • CG部門 グランプリ

    xxx賞

  • インタラクティブ部門
    ◯◯賞

    xxx賞

審査委員

VRをはじめ、デザイン、アート、アカデミアのプロフェッショナルを審査員としてお招きし、審査を行います。

  • NAOTAKA FUJII藤井 直敬

    理化学研究所 チームリーダー
    ハコスコ 代表

  • TOMOYUKI SUGIYAMA杉山 知之

    工学博士
    デジタルハリウッド大学 学長

  • FUMIO NANJYO南條 史生

    森美術館 館長

  • MASAHIKO INAMI稲見 昌彦

    博士(工学)
    慶應義塾大学大学院
    メディアデザイン研究科 教授

  • TETSUYA MIZUGUCHI水口 哲也

    慶應義塾大学大学院
    メディアデザイン研究科 特任教授
    enhance games, inc. CEO

  • YOICHI OCHIAI落合 陽一

    メディアアーティスト

  • DAITO MANABE真鍋 大度

    アーティスト/プログラマー
    株式会社ライゾマティクス 取締役

  • TOM KAWADA川田 十夢

    開発者/AR三兄弟(長男)

  • KAZUHIKO HACHIYA八谷 和彦

    メディアアーティスト
    東京芸術大学 美術学部 准教授

  • SHINICHI TAKAMIYA高宮 慎一

    グロービス・キャピタル・パートナーズ
    パートナー/Chief Strategy Officer

参加チケットを申込む

VR CREATIVE AWARD 2015にご参加ご希望の方へ

アワード授賞式および受賞作品デモを2015年6月6日(土)午後14時より開催します。当日の参加をご希望の方は、アワード授賞イベントへの参加、またはVRコンソーシアム会員へのお申込み(アワード授賞イベント無料招待)よりお選びください。
アワード受賞者、および一次予選を通過した応募者は、6月6日(土)開催のアワード授賞イベントにご招待します。

アワード授賞イベント開催概要

開催日時:2015年6月6日(土)午後14:00~19:00

  • 14:00 開場・受付
    展示・デモ
  • 15:00 開式挨拶
  • 15:05 キーノート
  • 15:30 プレゼン:CG部門・パノラマ部門
  • 16:20 プレゼン:インタラクティブ部門
  • 17:10 受賞者発表
  • 17:55 閉式
  • 18:00 懇親会

キーノート

  • TETSUYA MIZUGUCHI水口 哲也

    慶應義塾大学大学院
    メディアデザイン研究科 特任教授
    enhance games, inc. CEO

  • HIROKI OMAE大前 広樹

    ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン
    日本担当ディレクター

司会

  • ETSUKO ICHIHARA市原えつこ

    アーティスト
    妄想監督

  • PEPPAI-chanペッパイちゃん

    セクハラ事案生成ロボ

展示・デモ